タダシップはインド製シアリスのジェネリック品

日本国内でEDつまり勃起不全の治療薬として承認されている医薬品は3種類あります。
バイアグラ・レビトラ・シアリスです。
これらはED治療のために開発された新薬です。
新薬というのは、開発されて承認・認可を得て市場に出回る医薬品のことです。
これに対して、ジェネリック医薬品という薬があります。

ジェネリック医薬品は後発医薬品とも言われていて、製造特許の満了した新薬を他の製薬メーカーが製造した医薬品のことを言います。
新薬と大きく異なるのは、既に製造レシピや効能がわかっている薬を製造するということです。
ですから、ジェネリック医薬品の製造には開発費などのコストがかからず市場での薬価も新薬に比べてかなり安いという特色があります。
さてED治療薬のうち、特にアメリカ・イイライリリー社のシアリスはバイアグラのように食事の影響を受けないという性質があって勃起不全に悩む男性に好評のお薬です。
性行為に合わせて服用したり、空腹を我慢しながら行為にいたるといったプレッシャーが軽減されるからです。
週末の長い性生活を楽しめるということで、週末のピルなどと呼ばれて親しまれている薬でもあります。
このシアリスにもジェネリックの医薬品があります。
インドのサバメディカ社という製薬メーカーが製造する、タダシップという薬がそうです。

tadacip108インドにはジェネリック医薬品を製造する製薬メーカーがたくさんあって、世界中で大きなシェアを占めています。
この背景にはインド国内における製薬上の特許の仕組みがあります。

インドでは、薬の製造方法の特許は有効とされていましたが、成分に関しての特許制度がなかったために成分が全く同じである医薬品もジェネリック医薬品として認可され世界中に輸出されたという経緯があるのです。
さてタダシップはシアリスのジエネリック品ですから、その有効成分はもちろんシアリスと同じタダラフィルです。
タダラフィルは勃起抑制酵素であるホスホジエステラーゼの作用を阻害する薬に属します。

バイアグラやレビトラにも同じ作用を持つ有効成分が配合されているのですが、シアリスまたタダシップに含有されるタダラフィルの方が一般的に効果の持続する時間が長いとされていますので服用のタイミングをはかって焦るということがなくて済み、個人差はもちろんありますが副作用の発現率も低く安心して性行為を楽しめるというメリットがあります。
しかし、医薬品である以上は、その使用については注意が必要ですし、副作用の起こる可能性も知っておかなければなりません。
タダシップの使用禁忌についてはバイアグラや他のED治療薬と同じで、ニトログリセリンはじめ硝酸系の薬を使っている人は処方できません。
既往症としては、心筋梗塞・脳出血・脳梗塞の発病歴がある人も使用禁止です。
また血圧との関係も深い薬なので、高血圧・低血圧ともに血圧に異常の認められる人も厳重な注意が必要です。
ジェネリック医薬品なので経済的負担も少なくEDの治療を続けることができますが、安全な使用のためには、医師の指導のもとに正しく用いるということがタダシップに限らず全ての薬の使用について一番肝心ということです。